【レビュー】aruru IGTテーブル 5ユニット|Soomloom難民が辿り着いた、二つ折り収納×137cmの大テーブル
「Soomloomの4.5ユニットテーブルが欲しいけど、ずっと在庫切れ……」「使い勝手は良さそうだけど、デザインがもう少しシンプルなら……」そんな悩みを抱えてAmazonを漁っているうちに、聞いたことのないメーカー「aruru」のIGTテーブルに行き当たりました。判断材料の乏しさに迷いながらも思い切って購入し、今ではグループキャンプの一軍メインテーブルとして活躍中。複数回使い倒して見えてきた良い点と惜しい点を、率直にお伝えします。
Soomloom難民の行き着いた先
最初はSoomloomの4.5ユニットテーブルを狙っていました。口コミの評判がよく、価格帯も手頃。ところが検索するたびに「在庫切れ」の文字。何ヶ月か待ってみましたが一向に入荷せず、そのうち「そもそもデザインがもう少しシンプルなら……」という気持ちも出てきました。
改めて5ユニット前後のIGTテーブルを探し直していたところ、aruruのこの製品に行き当たりました。当時はレビュー数も少なく判断材料が乏しかったのですが、シンプルなブラックのデザインに惹かれて購入に踏み切りました。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | aruru |
| 商品名 | IGTテーブル 5ユニット |
| 展開時サイズ | 約137×58cm |
| 高さ調節 | 約40cm〜60cm(無段階調節) |
| 重量 | 約6.5kg |
| 耐荷重 | 約50kg |
| 材質 | アルミニウム合金 |
| カラー | ブラック |
| 付属品 | 0.5ユニット天板×10枚、専用収納バッグ |
IGT(アイアングリルテーブル)とは、ユニット単位で天板を差し替えて拡張できる規格のことです。同規格のバーナーやバスケットなどを天板代わりにはめ込めるのが最大の特徴で、対応ギアとの組み合わせを楽しむキャンパーに人気があります。
5ユニットなのに折りたためる——収納の意外なコンパクトさ
届いて最初に驚いたのが収納時のサイズ感でした。展開すれば137cmという大型テーブルですが、メインフレームが二つ折りになる構造のおかげで、収納バッグに収まったときのサイズは想像よりずっとコンパクトです。
同様の二つ折り機構を持つテーブルとしてハイランダーのシェフテーブルもありますが、あちらは天板がやや小さめです。「5ユニットの広さ」と「二つ折りのコンパクトさ」を両立しているのがaruruの強みで、積載量にシビアな方でも選択肢に入ります。

梱包も好印象でした。メーカーロゴ入りの専用収納バッグが付属していて、天板はひとつずつ個別の袋に入れられていました。聞いたことのないブランドで不安もあったのですが、この丁寧さで少し信頼度が上がりました。
aruruってどんなブランド?
購入後に公式サイトを調べてみると、aruruは「オートキャンプの常識を塗り替える」ことを掲げるアウトドアブランドでした。大胆なデザイン・エコ技術・軽量エンジニアリングを掛け合わせた製品作りを方針とし、IGTテーブルのほかにリクライニングチェアやキャリーワゴンなど幅広いラインナップを展開しています。国内での知名度はまだ低いものの、製品設計やラインナップの充実度を見ると、しっかりした意志を持って展開しているブランドだと分かります。梱包の丁寧さも、その姿勢の表れだと感じました。

設営はフレームを広げてロックし、付属の0.5ユニット天板を10枚はめ込む流れです。天板が10枚あるぶん少し手間ですが、手順自体はシンプルです。
使用感:広さが生む、置ける自由
137cmという横幅の広さは、実際に使ってみると想像以上のゆとりをもたらします。天板が広いといろんな物が置けて、ランタンを並べて飾ったり、調理器具をひと通り広げたりと、使い方の幅が広がります。荷物が多いグループキャンプでも、置く場所に困ることがありません。

私の定番構成は、テーブル中央にフラットバーナーをはめ込み、隣にANOBA(アノバ)のフォールディングバスケットMを食器置き兼収納として組み込むスタイルです。
IGT規格の拡張性があってこそのレイアウトで、テーブルそのものを「組む楽しみ」も味わえます。
気になった点
天板10枚の設置が地味に手間
付属の天板がすべて0.5ユニット(ハーフサイズ)のため、設営のたびに合計10枚をはめ込む必要があります。フルサイズの天板が数枚あればもう少しテンポよく設営できるのですが、ここは構造上の仕様です。購入前に「10枚」という点は念頭に置いておくとよいでしょう。
フレームが外れやすく、移動がひと苦労
両サイドのフレーム固定が「上からはめ込むだけ」の構造なので、テーブルを持ち上げて移動しようとするとフレームが外れることがあります。設置場所の微調整をしたい場合は二人で協力するか、天板を一度外してから動かすと安心です。カチッとロックできる仕組みになれば、完成度がぐっと上がるポイントだと思います。
お座敷スタイルには高すぎる

脚は40cmから60cmまで無段階で調整できます。ただし最低の40cmに設定しても、お座敷スタイルには高すぎます。天板の位置がやや高くなってしまうため、テーブルの上の物が見えにくいシーンが生じます。ロースタイルのチェアからハイスタイルまで、チェアを使う前提での使用がベストです。
総合採点(暫定)
| 項目 | 点数 | コメント |
|---|---|---|
| 設営・撤収のしやすさ | ★3/5 | 天板10枚の設置に手間がかかる。フレーム固定が甘く移動も一手間 |
| 使い心地 | ★5/5 | 広い天板は正義。137cmとIGT拡張性でグルキャンに大活躍 |
| 携帯性 | ★4/5 | 5ユニットクラスとしては破格のコンパクト収納を実現 |
| コスパ | ★4/5 | Soomloom代替として購入したが、今では第一候補 |
| デザイン | ★4/5 | シンプルなブラック。収納バッグの質感も高い |
| 総合 | ★4.0/5 | 設営の手間を差し引いても、広さと収納性のバランスが秀逸 |

aruru IGTテーブル 5ユニット

aruru IGTテーブル 3.5ユニット(よりコンパクトに)
まとめ
Soomloomの代替として半ば消去法的に選んだaruruのIGTテーブルですが、結果的に大満足の買い物になりました。
- 5ユニット(137cm)の広大な天板
- 二つ折り構造による驚きのコンパクト収納
- IGT規格対応による自由な拡張性
- シンプルなブラックデザイン
フレームの固定が甘い点と天板10枚の手間は惜しいですが、グループキャンプのメインテーブルとしてはこれ以外の選択肢が考えられないほど気に入っています。「広いIGTテーブルが欲しいけれど、積載サイズが心配」という方にはぜひチェックしていただきたい一台です。